あわい思い出
- 2008/04/24(木) 09:20:54

あめにささやくひとりごと
いくつものいくつもの波紋に
かさなりかさなりひろがりゆき
あわい思い出は・・・
あわい思い出はながれゆくばかり
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今日を一日を
- 2008/04/11(金) 09:23:36

風もない、夢もない今日も一日を
こうして、何も思わず過ごしていく。
それも人生なら、それでいい。
窓の外を電車が横切り、
部屋の中に、自分が佇んでいる。
何の不思議もない景色だけど、
何故かセピアの空虚しいノスタルジア
遠い昔になくした自分へのノスタルジア
花もない、愛もない今日も一日を
こうして、ただ独りきり流されていく。
それも人生なら、それでいい。
窓の外に鳩が遠ざかり、
部屋の中に、孤独が彷徨っている。
何も感動を与えない風景だけど、
何故かセピアの空虚しいノスタルジア
遠い昔になくした自分へのノスタルジア
風が欲しい、花も欲しい、夢も、愛も、
ほんとは欲しいのに、
誰よりも、誰よりも
ほんとは、ほんとは欲しいのに、
全てセピアのノスタルジアに、
全ては、セピアのノスタルジアに
置き去りにしてしまった。
だから、今日も一日を、
こうして、明日へと過ぎていく。
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星月夜
- 2008/03/25(火) 09:08:43

ひろおーい、ひろおーい、のはらののっぱらで。
しぃーんと、しぃーんと、よるはいきをしております。
ひとりのぼくは
ひとりきりのぼくは
星月夜をみているのです。
ああ、そうです。
星月夜だけをみているのです。
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雨の京都
- 2008/03/19(水) 08:48:47

雨の京都の寺巡り
何処かでこっぽりの音のからからと
ましろな顔に紅い小さな花咲く
舞妓さん
蛇の目をちょんとさして
とことこ歩いて来ます
小さな坂道を
きょうは雨の京都の寺巡り
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晴れた空には
- 2008/02/16(土) 09:31:43

晴れた空には、希望がある。
ま白い雲には、夢がある。
心地よい風は、未来を運んでくる。
今此処に生きて在る事の不思議な感覚は、
自然と同化しようとする感覚なのか、
それとも人間であることの喜怒哀楽、悲喜交々を、
忘却しようとする潜在的な意識に起因する感覚なのか。
虚無への憧憬の想いが、静謐な波紋となって、
大気に化してゆく事を願っているが故の感覚か。
そうして、晴れた空には希望があり、
かくして、ま白い雲には夢があり、
いつしか、心地よい風は未来を運んでくる。
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懐かしい冬の夜
- 2008/01/26(土) 11:29:47

澄んだ夜空には星があって
寒気に雲は流れて
冴えた十三夜も見え隠れ
ぼくは自転車で家路を急ぎ
地球は宇宙の中で自転している
遠い過去も
近い未来も
いまある現在も
冷えびえとした夜気に紛れ込み
ぼくは自転車で家路を急ぎ
月は地球を周回している
嗚呼! ほんとに
ほんとに今夜は
懐かしい冬の夜です
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田園には
- 2008/01/16(水) 08:47:10
疲れた躰には
自然が一番いいよね
朝は早く起きてみて
随分の昔のぼくを
胸のしめつけられるような
切ない感触で思い出されて
涙も
涙も流れたよ
朝の空気は未だ汚れてはいないような気のするし
自動車の音も遠く
頭の中もすっきりしているよ
だから
だから外へ出ようよ
田園には
ほこりっぽい風と
てらてらした空気とが在ってね
温かい陽の下を歩いてみると
きっと
きっと気持ちのよい汗が溢れてくるよ
天気がとてもいいから
思わず走ってしまったら
随分の昔に走りことなんて忘れてしまっていて
可哀そうに
可哀そうにすぐころんでしまったよ
躰中が
ついでに心もさ
どろどろに汚れてしまってさ
そしてね
そしてねぼくは思わず笑ってしまうのさ
空はあんなに青いのに
陽はあんなに輝いているのに
ああ!
また明日からは
ぼくの日常的生活が始まるけど
田園には
田園には
ほこりっぽい風と
てらてらした空気と
が在ってね
ぼくは
疲れた躰を弄んでしまうのさ
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